深大寺白鳳釈迦如来倚像「国宝」へ

更新日: 2017年3月10日

3月10日、国の文化審議会が文部科学大臣の諮問に対し、深大寺蔵・銅像釈迦如来倚像(国重文)を「国宝」に指定するよう答申致しました。今回の国宝昇格により、関東の寺院所在の国宝仏では鎌倉高徳院の阿弥陀如来坐像(鎌倉大仏)に次ぐ二例目となり、東日本最古の国宝仏誕生となります。

本像は、飛鳥時代後期(いわゆる白鳳時代)の仏像で、ほぼ完全な姿を伝える関東最古の仏像です。また、奈良法隆寺の夢違観音、奈良新薬師寺の香薬師とならび「白鳳三仏」として知られています。この三躯の仏像には、表現上に酷似している箇所が多く見られることなどから、畿内の同一工房、同系統の工人によって制作された可能性も指摘されています。

釈迦如来倚像の詳細につきましては、今後、ホームページのリニューアルを随時行ってまいりますので、今しばらくお待ちください。

なお、本像は、文化庁・東京国立博物館主催による「平成29年 新指定国宝・重要文化財」展(4月18日~5月7日)に出陳のため、現在、深大寺釈迦堂では複製されたお身代わり像を奉安しております。

本像のお戻りは五月中旬頃の予定です。