節分会豆まき式について
「節分」とは、季節を分けるという意味があります。四季それぞれの変わり目はすべて「節分」ですが、特に立春の前日を重んじます。これは立春をもって新たな年、その前日を年越しとする考えがあるからです。新たな年を迎えるにあたり、邪気、魔物を払ってしまおうという意味が節分にはあるのです。特に現在では皆さんの厄払い、家内安全などの意味を込めて、豆まきなどの行事が各地で行われます。
深大寺では終日皆さまの「厄よけ」「家内安全」「諸願成就」等の大護摩供が元三大師堂で修されます。あわせて年男、芸能人、有名スポーツ選手等によるお練り行列と本堂前特設舞台での豆まき式が盛大に行われ多くの参詣者で賑わいを見せます。
元三大師と「豆」まき
元三大師さまが角を生やしている御影は「角大師」として有名ですが、三十三体の元三大師さまが描かれている御影は意外に知られていません。この御影は古来、豆(魔滅(まめ))大師と呼ばれ、元三大師さまがあらゆる姿に身を変えて、私たちに襲いかかる「魔」を「滅」し尽くして下さるという、その広大な威力を表わしているものです。
元三大師さまをお祀りする深大寺で節分に豆を撒く意味は、一人でも多くの皆さまに、この豆(魔滅)大師の御利益、御守護に浴していただくことにあるのです。なお、深大寺では豆まきの際に「鬼は外」とは言いません。これは元三大師さまが鬼の姿となって魔を降したという「鬼大師」の信仰があるからで、鬼といえども、ときに私たちを導く大いなる力となるからです。
「節分会」特別授与物
例年1月中旬頃から節分会当日まで授与しております。(限りがございますので、無くなり次第終了となります)
護符、福枡、福豆
800円
護符、福豆
600円
福豆
200円
節分会(2月2日) 護摩祈願
節分会当日に護摩祈願をお申込みされた方には、豆大師(元三大師)のお姿を印した、特別護摩札をお授けいたします。
車両祈願について
- ・節分会当日は、境内への駐車、お車の前での安全祈願はお受けできません。元三大師堂内においての運転者様の安全祈願のみとなります。
- ・お車の前での車両安全祈願は2月5日からとなります。詳しくはお問い合わせください。
ご注意事項
近隣の有料駐車場をご利用ください。